スポドリ超え?運動中の水分補給にぴったりなミネラルウォーターの実力と飲み方ガイド
- 開三 福井
- 5月2日
- 読了時間: 7分
更新日:6月11日
最近、少しずつ気温も上がってきて、「そろそろ体を動かしたいな」と感じている方も多いのではないでしょうか。ウォーキングや軽いランニング、ジム通いを始める人が増えるこの季節。でも、意外と見落とされがちなのが、「運動中に何を飲むか」という視点です。
ただ水を飲むだけでいい?スポーツドリンクを選べば間違いない?——実は、その選択ひとつで、運動中のパフォーマンスや体調に大きな差が出ることもあるんです!
この記事では、ミネラルウォーターが持つ知られざる力と、運動時におすすめの飲み方・選び方について、わかりやすくご紹介していきます。体の中から整える“水の選び方”を知れば、いつもの運動がもっと快適で楽しくなるかもしれません。

なぜ運動中の水分補給が大事なの?
運動中「喉が渇く」ことの裏側で、私たちの身体ではさまざまな変化が起きています。中でも特に見逃せないのが「発汗による水分とミネラルの喪失」。
汗をかくことで体温を下げ、体内のバランスを保つのは、命を守るために欠かせない大切な生理現象です。しかし汗と一緒に、体内のナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも一緒に流れ出てしまっているんです。
これらのミネラルは、筋肉の動き、神経の伝達、心拍リズムの維持など、あらゆる生命活動にとって欠かせないな成分。不足すると、筋肉がけいれんしたり、パフォーマンスが著しく低下したり、最悪の場合は熱中症などの重篤な症状を引き起こすことも。
とくに夏場や、長時間にわたる運動では汗とミネラルの消耗量が増加します。こまめな水分補給をせずに続けていると、脱水や熱中症、筋肉のけいれん、集中力の低下など、体にさまざまな負担がかかってしまうので、運動中のこまめな水分補給はとても大切です!
「喉が渇く前に飲む」という新習慣
ところで、よくある誤解が「喉が渇いたら飲めばいい」という考え方。実はこの時点で、すでに体は“軽度の脱水状態”に入っていることが多いんです。
体が求めてからでは遅い——という感覚を持つことが、運動を安全かつ効果的に行うための第一歩です。水分補給は「気づいたときに飲む」のではなく、「習慣的にこまめに摂る」ことが理想的。
これは激しいスポーツをする人だけでなく、ヨガやストレッチ、軽めのジョギング、ジム通いをしている方にとっても同じ。日々のちょっとした意識が、体調の安定や疲労感の軽減に繋がっていきます。
水分補給を怠ると、頭痛や集中力の低下、倦怠感などの症状が出やすくなり、せっかくの運動が“逆効果”になることも。運動を習慣化したい人こそ、水の摂り方には着目したいところです!
いつ、どのくらい飲めばいい?
具体的に「こまめに」と言っても、どのようなタイミングでどれくらいの水分をとると良いのでしょうか。理想は以下が目安と言われています。
運動前:30分前までにコップ1〜2杯(200〜400ml)をゆっくりと
運動中:15〜20分おきに100〜200mlをこまめに
運動後:失われた体重の1.5倍分の水分を2-4時間かけて
たとえば、運動後に1kg体重が減っていたら、1.5Lほどの水分を時間をかけて飲むのが目安。運動内容や気温、湿度によって失われる水分、ミネラル量は変化します。屋外での運動やサウナ後など、より汗をかく状況では、普段より多めの水分補給が必要だと意識してみましょう!
ミネラルウォーター vsスポーツドリンク、どっちがいい?
必要な水分量がわかったところで、さて、スポーツドリンクとミネラルウォーター、どちらを摂取するべきなのでしょうか。
スポーツドリンクのメリットと注意点
スポーツドリンクには、体に必要な電解質(ナトリウム・カリウム)に加え、糖分が含まれているのが特徴。運動中のエネルギー源となるため、マラソンやサッカーなど持久系競技では非常に効果的です。
しかし、市販の製品では1本あたりの糖分量が25〜30g(角砂糖約6〜7個分)に達することもあり、ダイエット中や軽い運動の際には過剰摂取になることも。また、人工甘味料や保存料などが含まれる点が気になる方も多いでしょう。
糖分の急激な摂取は血糖値の乱高下を引き起こす可能性もあり、結果として疲れやすくなることも。特に健康志向の方にとっては、使いどころを見極める必要があります。
ミネラルウォーターの魅力
一方でミネラルウォーターは、基本的に糖分ゼロ・カロリーゼロ・添加物フリーのシンプルな水。特に「硬水」はミネラル(カルシウム、マグネシウムなど)を豊富に含み、電解質の補給にも役立ちます。
そのため、短時間〜中程度の運動にはミネラルウォーターがぴったり。体に負担をかけず、自然に水分と栄養素を補えるのが大きな魅力です。
健康を意識する人や、日常的な体調管理をしたい方には、常備しておくことで“気軽なコンディショニング”にもなります。
体調やコンディションに合わせて上手に使い分けていきたいですね!
運動中に特に摂りたいミネラル
筋肉の動き、神経の伝達、心拍リズムの維持など、あらゆる生命活動にとって欠かせないミネラル。具体的にはどんなミネラルに気をつけるべきか、代表的なものをいくつかご紹介します。
ナトリウム:水分保持と熱中症対策に
汗とともに最も多く失われるナトリウム。体液の浸透圧を調整しバランスを整えるほか、水分を体内にとどめておく働きがあるため、不足すると脱水が進行しやすくなります。また、ナトリウムの欠乏は筋肉のけいれんや低ナトリウム血症といった危険な状態を引き起こすこともあります。
カリウム・マグネシウム:筋肉と神経のサポート役
カリウムは細胞の内外の電位差を保つ役割があり、神経の伝達や筋肉の収縮に大きく関わっています。不足するとだるさや筋肉のけいれん、手足のしびれなどが起こりやすくなります。
マグネシウムは300種類以上の酵素反応に関与する栄養素であり、筋肉や神経のリズムを整える働きがあります。またマグネシウムには神経の興奮を和らげる働きもありますので、筋肉の疲労回復やストレス耐性を高める面でも、運動時に積極的に摂取したい成分です。
カルシウム:骨の健康+持久力サポート
骨を作るカルシウムですが、運動時には神経の興奮を抑えたり、筋収縮を助けたりする機能があります。運動中は微細な筋損傷が起こりやすく、それを修復するためにもカルシウムの役割は重要です。特に持久力系スポーツでは骨と筋肉の連携が重要になるため、カルシウムの適切な補給がスタミナ維持にも貢献します。

おすすめの、「リトアニア産ミネラルウォーター」
ヨーロッパでも特にミネラル含有量が高く、品質に定評のあるリトアニア産のミネラルウォーター。天然の炭酸や、独自のミネラルバランスを活かした製品が多く、近年ではスポーツシーンでも注目を集めています。
Vytautas(ビタータス)
硬度2364mg/Lという超硬水で、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムをバランスよく含有。これ1本で運動中に失いやすい電解質の多くをカバーできます。また、天然の炭酸が喉ごしを爽やかにしてくれるため、運動後のリフレッシュにもぴったり。天然炭酸で爽快な飲み心地が魅力で、ペットボトル1本で水分とミネラルを同時に効率よく補給できる理想的なドリンクです。
Birutė(ビルーテ)
硬度798mg/Lで飲みやすく、クセが少ないのが特長。ミネラルはしっかり摂れつつも、口当たりが優しいためミネラルウォーターに慣れていない、と言う方でも継続しやすいところが魅力。運動初心者や普段使いにもおすすめです。
1リットルあたりの含有量の比較(mg/L)
Birutė(ビルーテ) | Vytautas(ビタータス) | |
硬度 | 798 | 2364 |
マグネシウム | 81 | 240 |
カルシウム | 186 | 552 |
カリウム | 6 | 32 |
サルフェート | 375 | 989 |
硝酸塩 | 0.42 | 1.1 |
激しい運動や発汗の多い日 → Vytautas
軽めの運動や日常使い → Birutė
水分補給を「習慣」にしたい方 → 朝起きたとき・運動前後・デスクワーク中にこまめに一口
のように、体に必要なものを必要なタイミングで補うことを心がけていきましょう!

水の選び方を変えれば、運動がもっと心地よくなる
運動時の水分補給は、ただ「喉を潤す」だけの行為ではありません。パフォーマンスを支え、体調を守り、日々の疲れを軽減するための、立派な“インナーケア”です。
スポーツドリンクのような即効性も魅力ですが、糖分や添加物が気になる方には、ミネラルウォーターという選択肢が心強い味方!
リトアニアの名水「Vytautas」や「Birutė」は、そんな“ヘルシーな水分補給”をサポートしてくれる頼れる存在です。
あなたの運動スタイルにぴったりの「水」を見つけて、もっと快適に、もっと楽しく、続けられる運動習慣を始めてみませんか。



